PARCO ラブヒューマンキャンペーン

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ポスター

キャスト

  • クリエイティブディレクター 箭内 道彦
  • コピーライター 稗田 倫広
  • アートディレクター 佐藤 孝好
  • フォト 三浦憲治
  • ヘアメイク 小西 神士
  • モデル 安田 聖愛

今回の広告では、人とのつながりと東北地方応援のメッセージを強くこめ、仙台パルコ前にて仙台パルコテナントスタッフの協力のもと撮影をしました。

撮影に参加したスタッフのコメント

ポスター

キャスト

  • クリエイティブディレクター 箭内 道彦
  • コピーライター 稗田 倫広
  • アートディレクター 佐藤 孝好
  • フォト 内田 将二
  • ヘアメイク 小西 神士
  • モデル 安田 聖愛

LOVE HUMAN.というワードがすでにありました。
そこから新しい広告を生み出すという、今までに経験のないスタートが、とても新鮮で、ドキドキしました。

LOVE HUMAN.に感じたふたつの意味。
【人間を愛そう】と【愛すべき人間たち】。
その両方を行き来しながらのクリエイティブディレクション。
もう十分がんばっている人たちにかける声はすごく難しい。
今、日本を応援しようとする時、「がんばれ」と「がんばらなくていいよ」の狭間でみんな悩み立ち止まってしまいます。
LOVE HUMAN.というメッセージは、プレーンであるけれどひとりひとりが、自分の存在と、大切な人の存在を思うきっかけになる大きな言葉。
昨年から存在していたコピーですが、震災後、その意味がさらに重く大きく新たなものになったと思います。
はからずも時代の真ん中に置かれてしまった。
この広告をつくりながら、僕自身が何度も勇気づけられました。

そんな中で、安田聖愛さんに出会えたことは、とても刺激的でした。
その表情は、やわらかな憂いや癒しにも見える一方で、強い覚悟と決意にも見える。
受け手の様々な思いを時に鏡のように映し、時に見透かしても来る。すごい。
さすがパルコが見つけた、新しい時代をつくる人だと思いました。
流行のメイクや衣裳で彼女を飾りつくり込むのではなく、現在の安田聖愛そのものを撮ればいいんだと考えてディレクションしたのが一番大きなポイントです。

これからの価値観を示すその瞬間に立ち会えて本当に良かったです。
現在の「?」が未来の「!」になる。
新しい時代とは、そういうこと。
この広告を5年後に見たとききっと驚くあなたがいる。
その意味でこの広告は、パルコが新たに仕掛けた素敵な時限装置でもあります。
安田聖愛が、日本と一緒に成長していく。

LOVE HUMAN.

[プロフィール]
クリエイティブディレクター

1964年 福島県生まれ。
東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。
博報堂を経て、2003年「風とロック」を設立。

主な仕事に、ゼクシィ「Get Old with Me.」、グリコ「ビスコ」、ケイリン2011、サントリー「ほろよい」、タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」など。
TOKYO FM・JFN系 ラジオ「風とロック」パーソナリティを務める。

これまで、「PARCO SAYS,」などパルコ各種キャンペーン、2008年 仙台パルコのオープニング広告を手掛ける。

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