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【from 九州】75cloths

デザイナー:武藤サツキ

1994年  マーキュリー・ミュージックエンタテインメント、United Future Organizationがプロデュースするレーベル"Brownswood"より東里起と『Small Circle of Friends』 としてデビュー。

 

Q1、おすすめの九州の場所はどこですか
弥生時代最大の環壕集落跡、吉野ヶ里遺跡「吉野ヶ里歴史公園」
 
Q2、その理由は?
九州は美味しいモノがたくさんある事に付随し、陶器などすばらしい工芸品などもありますが、場所となると、佐賀出身の私は,やはり吉野ヶ里歴史公園が素晴らしいと思います。
居ながらにして、あのタイムスリップ感はなかなか味わえません。最近は多彩な音楽イベントもさかんに行われ、郷土の名産市やアートも巻き込んだエキシビジョン等文化的側面を大きく支えている素晴らしい場所だと思います。
 
Q3.九州の食べ物で好きなものは?
お茶、味噌、醤油は今でも九州の物でないと落ち着かない程好きです
 
Q4九州にまつわる思い出、エピソードを一つ教えてください。
生まれ育った街ですから、非常に難しい問いですが、今の私を作った福岡でのインポートの洋服のバイヤー時代。洋服に留まらない絵、本、写真、音楽、家具に雑貨、陶器や暮らす全ての文化に通じるものを覚え影響を受けた街。福岡。事に、珈琲美美(びみ)は写真家や絵描き、小説家や所謂福岡の文化を支えているであろう人々が日々、珈琲を飲みながら語る場でいつもお昼休みには私も必ずいた場所。さんざん鍛えられた経験は今でもしっかり自分に根付き創造を支えていると思います。
 
Q5,九州にまつわる本、映画・音楽でお薦めのものを教えてください
*九州出身の画家で「野見山暁治」さんは、とても好きな画家です。今だ健在の野見山さんはたぶん93歳?くらいでしょうか。ブリジストン美術館で見たデニムを履く彼の素敵だったこと。彼の生涯は、いろんな事が続き今に至っていても、そういう影響で作風が変わって行ったのではなく結果今に至って変わって行った。なんだか、きっとそこまで生きて来たモノにしか見えない物があるような,,,,,。元々の具象が、野見山というジャンルを作る程の画風を生み出す。どんなモノが見えたのか?見てみたいと切に思う人です。
*映画はやっぱり、李相日監督「悪人」でしょうか?
佐賀出身の私は、ストーリーは言うまでもなく見た事のある古郷の景色随所に現れ、心の奥底を触られるような作品ですね。
*音楽は、それはもう、もちろん「Small Circle of Friends」私達と言う事でよろしいですか?笑。