―経歴を教えてください
富澤 実はプロモーションがやりたくて入社しましたが、担当業務は店舗の改装中心でした。大半をSC事業に従事し、本部と店舗にほぼ半々ずつ勤務してきました。
店舗は渋谷、浦和、吉祥寺を経験。育休も2回経験して、2020年からいまのお仕事をしています。
高桑 熊本、名古屋、広島と地方店舗で12年、プロモーション部で10年間 、本部と店舗にほぼ半々ずつ勤務してきました。社内では宣伝・プロモーションの人ってイメージが強いと思います。
―これまでに関わった印象的なお仕事は?
富澤 世の中にまだショップのなかったブランドを雑誌で見つけ、「売れる」と直感的に感じ、そのショップを上司の力を借りながら渋谷パルコにオープンさせたこと。
プロモーションをやりたいと思っていた私が、「改装って面白い!」と思ったきっかけになったのがこの仕事でした。今はなくなってしまったブランドですが、デザイナーさんとも仲良くなり、いまだに何かあれば連絡を取り合っています。
高桑 渋谷パルコ建替えに伴う、閉店タイアッププロモーションです。閉店前に世界一有名な怪獣に壊されちゃった、というコンセプトで、渋谷パルコの壁面に立体物を取り付けるという企画でした。老朽化した壁に立体物を取り付けるハイリスクな企画で、なかなかGOサインが出ず。社内外様々な方々に相談し、協力してもらいながら対策を構築することで、何とか実現できました。
―パルコってどんな人が活躍していますか?
富澤 共通しているのは、目的をしっかり理解し、実現に向けてとことん突き詰めて考え、自分の言葉で語れる人。そしてパッションをもって取り組み、様々な壁を乗り越え、着地させる責任感と完遂力のある人だと思います。
高桑 知識やスキルも大事だとは思いますが、「実行力」がある人が活躍しているような気がします。
どんなことを考えているか、どんなスキルを持っているかよりも、何をやったかが重要視されている風潮は強いです。
富澤 一人で取り組む業務ももちろんありますが、多くは様々な人の手を介して実現することが多いので、社内外問わず巻き込む力のある人は活躍していますね。
高桑 同感です。仕事をやり遂げるには、他者への敬意やコミュニケーション力、調整力といった能力が必要です。
更には、教えられたことをやるというよりは、自分で考えて課題認識と解決策を実行し、判断力も兼ねている人が「実行力」があり、活躍していると思います。