CHANGE PARCO
浜田和子 
執行役 人事部担当

1985年入社。3店舗・本部4部門の計7部門を経験し、2005年に吉祥寺店にて当社初の女性店長就任、その後、新所沢店の店長を経験。2010年より初の女性執行役に就任。ダイバーシティ推進活動や管理職経験を活かし、社員が活き活きできる会社づくりを目指し、中長期的な人財施策についての変革を推進している。
工藤裕人 
人事部 部長

1987年入社。5店舗・本部1部門を経て、2004年より人事部門に従事。
採用から人事制度改革まで、人事分野での多岐にわたる施策を手掛けてきた。2010年、人事部長に就任し、執行役・浜田と共にパルコの人財施策の指揮をとっている。

浜田:パルコは創業して40年ほど経ちます。ファッションビルのさきがけであり、先進的な企業として、ある意味、時代を作ってきたとも言えます。経営理念の「先見的、独創的」は、社員の中にDNAとしてしっかり根付いています。しかし、経済のグローバル化や嗜好の多様化、ビジネスモデルの模倣等により、パルコの独自路線は希薄化しつつあります。パルコは今、会社としてもう一度生まれ変わる、そういうタイミングではないかと思います。パルコの基盤は国内のSC事業です。その軸足をしっかり見定めながら、そこから派生する事業を的確に捉え、積極的に攻めに出ようと考えています。今までの社風や文化を大事にしつつも、それをもっと広げられる方、自分自身も変わっていける方、そういう意欲のある方を求めています。
工藤:パルコの社員は600人規模です。自由に物が言えて、いろいろなことを自分で考えて、パルコに対し強い思いを持っている集団です。これからも新しい価値観を持っている方々に合流していただいて、さまざまな議論を積み重ねて、新しいパルコを作っていきたいと思います。パルコは40年間、非常に安定したビジネスモデルを築いてきました。しかし、安定だけではこれからの成長は望めません。その殻を破り、変化していくために、若い人の力が必要だと考えています。
浜田:変化と言っても、どう変わるかが重要だと思います。今までの自分を否定するのではなく、肯定しながら成長していく、そういう変わり方をしてほしいと思います。新しいパルコを作ろうというとき、自分が貢献できることは何か、何を変えなければいけないのか、何を伸ばさないといけないのか。そういう意識を常に持ちながら、成長し続けるという強い意志を持ってほしいのです。
工藤:入社していただくと分かりますが、パルコでは20代から60代まで幅広い世代が机を並べて、垣根なくいろいろなことを話し合っています。外見も中身も若々しく、風通しも良い。若い人が入っても違和感なく溶け込めます。意欲があれば65歳まで働ける、定年後の再雇用制度を整備したため、創業メンバーの方も働いています。そういう人たちと語り合うだけでも刺激がありますし、様々な発見があります。まさに、いい意味での、人材のコラボレーションができると思っています。

浜田:学生の皆さんには、自分の五感で感じ取った情報を大切にし、様々な経験によって試行錯誤を繰り返してほしいと思っています。チェンジとチャレンジを繰り返すことが、自身の成長につながり、企業を繁栄させる力になると思うからです。チャレンジする精神と勇気を持ち続けている。皆さんには、そういう社員になってほしいし、そういう人がいっぱいいる組織にしたいと思っています。
工藤:確かに、チェンジするための土台はある企業だと思いますから、恐れずに挑戦してほしいですね。入社されると分かりますが、能力を引き出すための新入社員教育も充実していると思います。具体的には、執行役全員によるレクチャーを行い、その後、店舗に行って我々のビジネスモデルを体感してもらいます。それからまた本社で研修を行い、また店舗を体験する、そういう繰り返しで、現場感覚と大局観の両方を併せ持った社員に成長していただければと思っています。

浜田:当社では今年、「自立型人財」をテーマにしています。これは、自分の足で歩いていく意思や意欲を忘れないでほしいということです。それが、チャレンジや自分が変わるということにつながると思います。誰かがやってくれるとか、待ちの姿勢でいても誰も助けてはくれません。“自立”という意識をしっかり持った社員がいることで、企業としても成長していけますし、何があっても存続していけると思います。
工藤:よく学生さんから、高齢化社会に向けてパルコはどう考えていますかと問われます。でも、当社の社員もそうであるように、今後はますますエージレスの時代になると思います。少子高齢化だからという既成概念にとらわれることなく、柔軟な発想を持ってほしいと思いますし、そういう時代だからこそ、「変革の担い手」に登場してほしいと思います。同時に、これから入社されてくる人の20年後を見据え、その可能性を引き出すのが我々の役目だと思っています。
浜田:最後に、学生さんに伝えたいのは、就職活動を通して学ぶことがたくさんあるということです。たとえ採用されなくても落ち込まずに、何が足りなかったのかを考え、自分の価値を客観的に見ていく繰り返しの先に成長があると思います。
工藤:就職活動というのは、会社が新しい社員を選ぶと同時に、学生さんも会社を選ぶ場です。新卒の就職活動は一生に一回しかありませんから、皆さんには納得いくまでやってほしいと思います。当社に興味を持っていただいき、ご縁があればぜひ活躍してほしいと思います。