Mama mikke column

夫婦のかたち

Vol.2 / KEIさん・nicoさん

すべては気持ちよく生活するために。

カップルから、夫婦へ、そして父と母へ。一緒に時を過ごし、さまざまな出来事や思いを経験していくことで、ふたりの関係性は変わっていくものなのでしょうか?
「夫婦のかたち」第2回は、代官山のへアサロン『OOO YY』(オーオ シカシカ)と『OOO YY Maison』(オーオ シカシカ メゾン)のオーナー兼クリエイティブディレクターとして活躍するKEIさんとnicoさんご夫婦にお話を伺いました。オーバーグラウンドとアンダーグラウンドの垣根無しに、多方面でクリエイションを続けてきたおふたりは今年で結婚生活も14年目。長きに渡って共に暮らしてきたおふたりの夫婦のかたちとは?
KEI

香川県丸亀市出身。1995年に神戸から上京し美容を学ぶ。都内のへアサロンでディレクターを勤めた後、2004年にヘアサロン『OOO』(オーオ)(現在の『OOO YY』)を、続いて2009年に『YY』(シカシカ)(現在の『OOO YY Maison』)を出店。スタイリスト、ヘアメイク、経営者、DJ、ベーシストと幅広く活躍。http://www.ooo-yy.com

nico

群馬県出身。1994年に上京し、都内のへアサロンを経て、2004年にKEIと『OOO』をオープン。サロンワーク、一般誌や業界誌の撮影、ブランド広告等で活躍するほか、2012年からはパリコレクションや東京コレクション等のファッションショーにも参加。イラストレーターや、バンドのボーカルとしても活動。

---このインタビューは「夫婦のかたち」というタイトルなんですけど。

nicoさん(以下、nico):ちょっと恥ずかしいね。

KEIさん(以下、KEI):サングラスかけてよかった~(笑)。

---(笑)。おふたりがご結婚されたのはいつなんですか?

KEI:2001年に結婚しました。「そろそろ親に挨拶してもいいんじゃない?」って、お互いの親に会いに行ったらそういう流れになったという感じです。

---お付き合いされたきっかけは?

KEI:もともと顔見知りで、僕が働いていたサロンにnicoさんを誘って一緒に働くようになりました。付き合い始めたのはお互いトップスタイリストになってからですね。

nico:それまではお互いに彼氏、彼女がいたんです。

KEI:ある日、カットレッスンが終わったタイミングでnicoさんが「KEIちゃん、ちょっとイタリアン食べに行こうよ」って言ってきたんですよ。「え?今更なんだろう?」って、いきなりプライベートな感じで誘ってきたんです。

---今更というと?

KEI:当時勤めていたサロンに入ってすぐの頃に、どうしようかなって悩んだ挙げく、nicoさんに告白して、付き合わないかって言ったことがあったんです。その時は、あまりにペーペー過ぎてお断りされたんですけど。

nico:そんなこともあったね。ペーペーだからじゃないよ、ただ魅力的じゃなかった。

KEI:じゃあ、誘ってくれた時は魅力的になってたってこと?かっこよくなってたんでしょうね(笑)。

nico:そうなんですよ、のびしろあるなって(笑)。幸せになれそうな気がしたんです、一緒にいたら。私ひとりだとちょっとだめ。でも、KEIさんとなら合わせて1になれる気がしたんですよね。
よかったね、結婚して。

---結婚して変わったことってありました?

KEI:とくに変わらないです。戸籍上だけじゃないですか?一緒に住み始めて変わったことはありますけど、最も変わるのは子どもができてからだと思うし、それは最近なんですけど。

---お子さんが生まれたのが2014年ですよね。その間、子どもについてはどんなふうに考えていらっしゃったんですか?

nico:うちは結婚して13年目に子どもを授かったんですよ。ずっと前にKEIさんから「子育てを楽しくやりそうだね」って言われたことは頭の隅にあったものの、お互いトップで仕事をバリバリしていたし、私がやりたいことを実現するためにバックアップしてくれる主人なので、新しい分野に挑戦するのも、遊びに対しても、寛容に「はい、いってらっしゃ~い」みたいな、広い牧場で飼われているような感じだったのもあって。正直、子どもはいなくてもいいかなっていう人生プランも考えたりしてたんです、私は。でも、本当にある日、「子どもがいたらちょっと楽しいかも」って脳みそが自然にシフトチェンジしたんです。きっと年齢のこともあったと思います。彼は子どもがいるのもいいなというタイプだったので、私が変わった感じかもしれないです。

nicoさん

nicoさん

KEI:僕は結婚したら子どものことを考えるのは、普通の流れとしてあるものだと思っていたんです。お店をオープンして2〜3年、軌道に乗せられた頃にはって、勝手に思ってたというか。でも、nicoさんはそんな感じでもなさそうで。「あ、そうなんだ。まぁいいか、好きなことをしていけば」って思うようになりました。結婚前に子どもについて話す人もいると思うんですけど、うちは話さなかったんです。

nico:私は結婚=子どもっていうのが頭の中に一切なかったので、たぶんKEIさんは結婚した後にびっくりしたんじゃないですか?私は、今彼の気持ちを聞いてびっくりしてますけど(笑)。

KEI:僕が思うにnicoさんの気持ちが変わったのは、オーバーグラウンド、アンダーグランド関係なく何かを生み出すこと、クリエイションすることが好きなのが関係しているのかなと。夫婦で一緒にバンドも組んでるし、nicoさんはイラストを書いたり、僕はデザインをやるようになったり、売れる売れない関係なく始めたことは続ける主義なので、本当に色々やってるんです。nicoさんはその延長で子どもがほしいと思ったんじゃないかなと。子どもは人間だし、ものづくりとはまた違うとは思うんですけど……。でも、人生にとっての財産という面では同じことだと思っていて。

nico:子どもを実際に産んでからは、子どもがいない人生もいいかもなんて言っていた自分に対して「なんてことを言ってたのかな」って思ったりもします。子どもに関しては、いろんな理由でいないこともあると思うんですけど……。実際に経験してみて、(ほかの物事とは)全く別次元の話なんだなって感じました。かわいいんですね、子どもって。

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